早いもので、2020年もあとわずか。 残すところ1レッスンとなりました。 年初の平和だった数十日はほとんど記憶になく、 今年のほぼ全ての思い出が、何かしら、コロナと結びついてしまっています。 あの頃に戻ることはもう難しいかもしれません。 それなら、元通りを願うのではなく、 新しい方法を探し、うまくやっていくように切り替えるほうが大事、と覚悟を決めて。 多くの人が集まって共に汗を流し、互いに笑顔で、声を出しエールを送りあうというZUMBAらしい形が、 「三密」とみなされ、避けなければならなくなるなんて、想像したことがありませんでした。 ZUMBAは多くの国で「オンライン」に切り替えられ、 フリー動画の流出ではなく、インストラクターたちがきちんと収入を得られるような方法が アメリカ本部から提案されました。 私のクラスも、緊急事態宣言の間は、既存受講生たちに無料でレッスン動画(録画)を配布し、 ご自宅の環境が許す限り、週1回、体を動かす時間を確保していただきました。 日本の住宅環境では、アメリカのように「広い部屋でスニーカーを履いてダンス」は気軽にできませんよね。 私だったら、動画を見て、座ったまま軽く足踏みする程度になったと思いますが、 多くの方が「しっかり」ご利用いただいたようで、配布してよかったと思いました。 再開後は、そんな皆様方に安心してご参加いただけるよう、互いに2メートル程度の距離を確保、 これまでの半分以下の人数でレッスンを行ってきました。 例えば、10人で1レッスンだったものを、3,4人ずつに分けて3レッスン行う、ということです。 私は一球入魂タイプなので(^^;)、過去一時期を除き、1日1レッスンが常でしたが、 1日に2レッスンに挑戦することになりました。 初回こそ不安もありましたが、今では「まだまだイケる!」という自信がついています。 自分が飽きてしまわないように曲目を増やしたり、 勉強したピラティスの知識を使い、簡単なトレーニングをする時間も追加して、 皆さんに取り組んでいただくようにしました。 まだまだ、やれることはあるなと思っています。 この方法によって、受講生の皆様にも「効果」が生まれたと思っています。 お出かけの機会が激減したこと、健康への関心が高まったこと、等、コロナ禍事情も相まって、 以前は隔週程度のご参加だった方が、夏以降は「毎週末はZUMBA!」の良いサイクルで運動する時間を作り、 体調管理に役立てていただけました。 「風邪をひいたので欠席します」というご連絡がほぼゼロだったので、 皆様、健康でお過ごしいただいたのだなぁと嬉しく思います。 今年を表す漢字「密」。 目に見える形での「密」は避けなければなりませんが、 無駄なものをそぎ落とし、欲しいもの・必要なものだけ残した後、 心のよりどころとしての「密」は、私の中では、コロナ前より濃くなっていて、 その充実感は、心と体の健康につながったように思っています。 レッスンに熱心に参加する、という形で支えてくださった皆様、心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。 来年も、充実した時間をお過ごしいただけるよう、努力してまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。 それでは皆様、良いお年をお迎えください☆
2020年ありがとうございました!
投稿日:2020年12月28日 更新日: