どんなに(聞こえの)いい保険も、
どんなに効く薬も、
ワクチンでさえも、
もし大きな病気になって倒れてしまったら、何の意味もない。
失った時間や財産、かけがえのない人、大切にしていることやいろいろな機会、は、戻ってこないのだから。
それらは、安心のバックアップであり、あなた自身を強くするものではないはず。
もっと、予防に、日々の心掛けやちょっとした努力で積み重ねて獲得していくことのできる健康に、目を向けて。
まぁいいや。
まだ大丈夫だろう。
時間がない。
今日はやめておこう。
本当にそれでいいと思いますか?
一旦倒れてしまったら、悔やんでも悔やみきれない。
倒れた本人にとどまらない。
あなたのことを大切に思っている人たちが、
どれだけ悲しむか。
どれだけ悔しい思いをするか。
あのとき、もっと強く言い聞かせていれば。
何かサポートしていれば。
倒れてしまった人を前に、ただ無力感しかない。
フィットネスインストラクターは、
勇気をもって扉をたたいてくれた人の心や体の健康に、一生懸命に向き合うことはできても、
言い訳ばかりで、その一歩を踏み出さない人を助けることは、なかなか難しい。
健康のベースは、食事・運動・睡眠、そしてストレス解消
全部大切なので、どれが一番かというのは鶏と卵の話になるけれど、
運動はそれ自体、血流を促すので体に良いのはいわずもがな。
同時に、脳が刺激され、前向きな気持ちになるし、
エネルギーを消費するので、当然体が必要な栄養やカロリーを摂取することにつながるし、
体が疲れれば、短時間でも質のよい睡眠にもつながる。
運動は、心と体の健康に、よいサイクルを生み出してくれると、私は考えます。
だから、まずは1日1回のスクワットから。
不思議と、1回やると、続けて2回、3回・・・10回、チャレンジしたくなるもの。
物足りなくなったら、好みに合いそうなプログラムを探して参加してもいい。
もう一度言います。
予防こそ、最善です。